かみなり様

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3月に入りいっそう春が近づいてきた。
春一番が吹いたら
夏に作った小屋の波板が壊さんばかりの音を出す
それを聞くたびいつか飛んでいくのではないかと
気持ちを不安にさせる

それからかみなりが夜鳴った
そのときのこと
雷を聞いた子供がすごい顔をみせる
「この世の終わりのような表情」だ
かみなりが大の苦手のようだ
いつからなのだろう、どうして植え付けられたか不思議なものだ
そのときの顔はもう二度と見られないかも知れない

それからはたまに悪さをすると雷のことで脅しながら
ついでに鬼が出るよと話をごちゃ混ぜにしながら子供の教育をしている
先日行った鬼のお城
鳴きながらもちょっとした山登り
心は未熟な感じだが
体力はついて来た