運転代行

見ず知らずの人の車を運転した

時折ギューギュー詰めの駐車場に停めるのに
キーが付いた車を動かしながら駐車することはあるが
それとは違う


とある峠道
一部幅員の狭い県道がある
電柱の変ーなところにもカーブミラーが付いているような箇所
余り車は通らないものの
朝・夕だけは通行量が増える

夕方でも暗くなった頃、運転していると
案の定、上りの車と下りの車がニラメッコしている
「やっぱりカー、しまった」と思うが他に迂回する道はない


2-3分経って、同じ方向の上り組の人が下がってきた
見ているとそのまま路肩のガケに落ちそう
落ちたら渋滞どころか通行止めになると思い
ラクションを鳴らしたところ、一歩寸前で停止

ちょっと間をおいて運転席から出てきたのはオバアサン
どうやらバックは苦手みたいだった

余り出しゃばることはないが
先を急いでいたため、まさかの運転交代を買って出た

何だかよいことをした気持ちはほとんどなく、微妙な心境でした。。。