清流それから沈下橋

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四万十川を10年ぶりに訪れた
その時に行った記憶はもう頭の中に残されていなかったのだが、四万十川沿いを走ってみるとその記憶が微かに蘇ってくる

昔の良い記憶は、仕事を続けていると今の色々な事象にかき消されて、いつの間にか脳みその奥のほうへと詰められてしまう
そういったものを何とか少し前へと引き出してくれるようなそんな旅もあると思う
病人でいうとリハビリテーションに近い活動で、最近特に意識をしてそういった動きに力を注いでいる
本来の人間により近い生活をできるように考えているのだが、今まで当たり前にしてきたことから、変化をつけてみようと試みることがなかなか難しい
自由な時間を取ってリフレッシュできるように意識しすぎると、かえって何もなかったときにその反動が残ってしまうことがある
今まではそんなことが多かったように思う

まあ最後の清流を横目に見ながら走り、時には立ち止まって「青い川」を見る余裕が出来て、ふと時間の流れを忘れることができる風景だった